ニキビ跡にはPRP療法

肌再生医療は、ニキビにも効果があるのか?
その答えは、「ニキビには効果はないけど、ニキビ跡には効果がある」というものです。

皮膚再生療法(PRP療法)と呼ばれる、自分の血液を利用した再生医療は、ニキビ跡だけでなくエイジングケアにも効果があるとして注目されている療法です。
採血して血小板の濃縮成分(PRP;Platelet-Rich Plasma、多血小板血漿)を取り出し、それを幹部に注入して細胞を再生させます。
肌の細胞自体が活性化し壊れてしまった組織を修復するので、深いクレーター状のニキビ跡にも働きかけていき、きれいな肌を作ります。

なぜ血小板を利用するのかというと、血小板には傷口をふさぐ効果があるから。
この働きが、肌を元の状態に戻してくれるのです。しかも、細胞を一度採取したら、半永久的な保存が可能。他のコラーゲンやレーザー治療といった、異物を注入するのに比べたらはるかに安全です。

このPRP療法は、自分の血液が原料なのでアレルギーなどが出にくいといったメリットがあります。
しかも、採血したその日に、すぐに注入することができるのですから、いちいち来院する必要もなく楽。

肌自身が再生していることからも、長期間における効果が期待できるのも嬉しいもの。
とはいえ、高い効果を得たいのであれば、血小板の濃度や量、注入する部位などにおいて的確な判断ができる医師でないとダメです。

ちなみに、健康保険は適用されない自由診療ですから、100%自腹での支払いとなります。
クリニックによって料金設定に差があるので、予算と相談して決めなければいけないのですが、あまり安すぎるクリニックは要注意です。一般的には、1回あたり数十万といったところです。

また、費用だけでなく、医師の実績や経験なども検討しておきます。
皮膚再生治療によるニキビ跡の改善に関してどれほど精通しているのか…そうした技術的なことも結果に大きく左右するのですから、しっかりと見比べておきましょう。
もちろん医師も人ですから、自分のウマのあう、信頼できそうかどうかも要チェックです。